格安SIM（スマホ）おすすめランキング15社！評判から人気のサービスを比較【2024年10月】

「格安SIM（スマホ）のおすすめはどこ？」

「格安SIM（スマホ）の人気ランキングを比較したい」

格安SIM（MVNO）は事業者数・シェア率ともに増加しており、乗り換え検討時にはどこがいいか悩む方も多いでしょう。

参考：通信市場の動向について｜令和6年4月24日総務省事務局

スマホ代金を見直すなら格安SIMへの乗り換えがおすすめです。

最近では比較的通信速度に優れた格安SIMも増加し、大手キャリアから乗り換える人も増えています。

楽天モバイル	ahamo	UQモバイル
速度×安さなら	速度の安定性なら	通信速度重視なら
プラチナバンド開始！ 無制限プラン3,168円～	ドコモ回線利用 通信速度の安定性〇	au回線利用 通信速度が安定的
詳細はこちら	詳細はこちら	詳細はこちら

【2024年10月最新】格安SIMのおすすめの人気ランキング15選！料金・通信速度・eSIM対応の有無を比較

格安SIM（格安スマホ）のおすすめ15社をランキング形式でどこがいいかを紹介します。

モバTECHコラムでは、編集部が独自で行った調査結果と満足度に関するアンケート結果を基に作成した評価基準※1に則って格安SIMのランキング順位を決定づけています。

格安SIMを比較するなら特に以下のポイントを重視して選びましょう。

• 必要なデータ容量に対する月額料金プラン
• 格安SIMのダウンロード、アップロード時の通信速度
• MNPワンストップ方式・eSIM対応の有無

格安SIMおすすめ15選をランキング順※2に比較！

格安SIM	楽天モバイル	ahamo	UQmobile	LINEMO	IIJmio	Y!mobile	povo	mineo	日本通信SIM	LinksMate	BICSIM	エキサイト モバイル	HISMobile	y.u mobile	LIBMO
3GB未満	968円～	ー	990円～	990円～	850円～	1,078円～	990円～	1,265円～	ー	1,800円～	990円～	550円～	770円～	1,070円～	980円～
15GBまで	ー	ー	2,178円～	ー	1,800円～	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	ー	2,970円～	ー
20GBまで	2,068円～	2,970円～	3,278円～	2,728円～	2,000円～	2,187円～	2,700円～	1,925円～	ー	2,618円～	2000円～	1780円～	2,190円～	4,170円～	1,991円～
20GB以上	無制限プラン！ 3,168円～	4,950円～	ー	ー	2,700円～	3,278円～	6,490円～	ー	2,187円～	7,953円～	2700円～	2860円～	5,990円～	ー	2,728円～
使用回線	MNO 楽天・au	MNO ドコモ	MNO au	MNO ソフトバンク	MVNO au・ドコモ	MNO ソフトバンク	MNO au	MVNO au・ドコモ ・ソフトバンク	MVNO ドコモ	MVNO ドコモ	MVNO au・ドコモ	MVNO au・ドコモ	MVNO au・ドコモ ・ソフトバンク	MVNO ドコモ	MVNO ドコモ
通信速度※ （ダウンロード）	112.85Mbps	61.55Mbps	106.83Mbps	72.7Mbps	41.74Mbps	84.08Mbps	99.57Mbps	53.51Mbps	43.45Mbps	42.74Mbps	43.16Mbps	28.1Mbps	119.5Mbps	34.38Mbps	23.78Mbps
通信速度※ （アップロード）	30.23Mbps	10.14Mbps	18.25Mbps	15.26Mbps	9.72Mbps	16.49Mbps	17.99Mbps	13.14Mbps	11.44Mbps	10.23Mbps	11.78Mbps	7.4Mbps	20.48Mbps	7.8Mbps	7.58Mbps
eSIM対応	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	なし	あり	あり	なし
MNPワンストップ方式	対応	対応	対応	対応	対応	乗り換え前による	対応	対応	対応	なし	対応	なし	なし	なし	なし
詳細	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ	詳細はコチラ

各格安SIMにはそれぞれに特長があり、どの格安SIMが自分にあっているのか確認して選択する必要があります。

ランキング順におすすめの格安SIMを紹介※3していきますので、是非キャリア乗り換え時の参考にしてください。

※1 モバTECHコラムで取り扱う格安SIM（スマホ）記事のランキング根拠についてはこちら
※1 ワイモバイルは乗り換え前キャリアによってMNPワンストップ方式に非対応だったため、6月地点のランキングから順位を下げています。

※2 格安SIMのランキング順位評価結果についてはこちら（6月地点）
※2 10月のランキング評価基準については現在作成中です。

※3 ワイモバイルのランキング順位下落に伴い、６月地点のランキング2位～5位のサービスの順位繰り上げを行っています。

楽天モバイルなら月額3,000円代でデータ無制限プラン利用可能

MNPワンストップ方式	eSIM対応	5G対応
使用可能	eSIMから開通	対応
無制限プラン	かけ放題プラン	口座振替
あり	あり	対応

楽天モバイルの強みは「月額料金の安さ・第4のMNOキャリアとしての通信速度」です。

格安SIMのキャリアでは唯一のデータ使用量「無制限プラン」が選択でき、家族割が適用されいない場合でも月々税込3,278円とかなりお得です。

楽天モバイルは使わなければ勝手に安くなる！

引用：楽天モバイル

3,000円代の無制限プランを選択していても、通信容量が20GB以内の月は月額料金安くなるという、ありがたい料金設定になっています。

また、au・ソフトバンク・ドコモに次ぐ第4のMNOキャリアとして基地局を所有しています。

また、楽天モバイルは大手キャリアと同じく総務省の無線局免許状を取得済みで、特定無線局の種別の基地局となってるため回線が混雑しにくく、通信速度が比較的安定しています。

参照：無線局免許状等情報｜総務省

楽天モバイルは普段からデータ通信をよく使う人にも、普段外出先でスマホを使用しない人にもおすすめな格安SIMです！

おすすめの楽天モバイルのキャンペーン情報

ahamoはiPhoneやスマホとのセット購入で割引される

UQmobileはau回線が利用できるので通信速度が安定的

※この情報は10月1日時点の情報です
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください

LINEMOは3GB以下のデータ容量で契約するとお得になる

IIJmioは2ギガから50ギガまで幅広いプランが選択できる

Y!mobileは家計全体でスマホ代を抑えたい人におすすめ

povoならデータ容量やトッピングを自由にカスタマイズ可能

mineoでおすすめのプランはパケット放題Plusの低速無制限プラン

日本通信SIMなら1GBの少量プランが月額290円と格安で利用できる

日本通信SIMの順位評価と口コミの評判

日本通信SIMの順位評価は59点とモバTECHコラムでは9位の評価となりました。

日本通信SIMへの評価ではお支払い方法にクレジットカードが必須である点がマイナスな評価に繋がっていました。

格安SIMを利用するユーザーの中にはクレカなしでデビットカードや口座振替でのお支払いを希望する方も多いので、支払い方法の柔軟さもランキング評価に含んでいます。

日本通信SIMの満足度アンケート・口コミのCSVはこちら

日本通信SIMのキャンペーン情報

2024年10月1日地点では、日本通信SIMはキャンペーンを実施していません。

日本通信SIMではキャンペーンを実施していなくても、月額390円で5分かけ放題を提供しています。

参考：日本通信、キャンペーンなしで５分かけ放題を月額390円で提供開始｜日本通信株式会社

BICSIMは支払いをビックカメラのポイントで払える

エキサイトモバイルは使った分だけ月額料金がかかるSIMサービス

HISMobileは電話専用の副回線としての利用におすすめ

y.u mobileなら余ったデータ容量を100GBまで繰り越しできる

LIBMOは30GB以上の大容量データプランが選択できる

条件・目的別に見たおすすめ格安SIM（スマホ）を紹介

ここからは、利用する条件・目的別に見たおすすめの格安SIMを紹介します。

キャリアを選ぶ際に重要視するポイントが事前に決まっている方は、ぜひ格安SIM選びの参考にしてください。

通信回線別（大手キャリア）のおすすめ格安SIM

格安SIMの回線別（au・ドコモ・ソフトバンク）おすすめは以下の通りです。

格安SIMに乗り換えたあとも、au回線を使用したい方はUQモバイルがおすすめです。

ドコモ回線を使用し続けたい人にぴったりなのは、ahamoでしょう。

また、ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMはLINEMOになります。

各回線別のおすすめ格安SIMを紹介しますので、参考にしてください。

au回線のおすすめ格安SIMはUQモバイル

UQモバイルは三大キャリアであるauのサブブランドに位置するキャリアのため、au回線を使用したい人におすすめです。

通信速度	下り	上り
au	121.78Mbps	17.84Mbps
UQmobile	107.01Mbps	18.13Mbps
BICSIM	43.16Mbps	11.78Mbps
エキサイトモバイル	28.1Mbps	7.4Mbps

UQmモバイルはau回線が使用できる格安SIMの中でも通信速度が速いのが特徴です。

auと比較しても約14Mbpsしか変わらない速度で利用できるため、通信品質の高いau回線の格安SIMだと言えます。

また、auからUQモバイルへの乗り換えは、他キャリアからの乗り換えと比べて手続きが大幅に楽です。

auからUQモバイルへの乗り換えは？

• MNPの番号変更お手続きが不要
• SIMのロック解除が不要
• 違約金・解約手数料ゼロ

auからの乗り換えがスムーズにできるため、現在auを使用している人にもおすすめします。

UQmobileの詳細を再度確認する

UQモバイル
主なプランの 月額料金	ミニミニプラン（4GB）：月額2,365円 トクトクプラン（15GB）：月額3,465円 コミコミプラン（20GB）：月額3,278円
音声通話料金	オプションなし：22円/30秒 通話パック60：660円 通話放題ライト（10分/1回）：月額880円 通話放題（24時間）：月額1,980円
通信速度 （実測値）	下り：107.01Mbps※ 上り：18.13Mbps※
通信制限時の 速度	ミニミニプラン：最大300Kbps トクトクプラン・コミコミプラン：最大1Mbps
契約期間	なし
契約事務手数料	3,850円

ドコモ回線のおすすめ格安SIMはahamo

ドコモ回線を安く利用したい方には、ahamoがおすすめです。

アハモはirumoと同じように。docomoのサブブランドのため、ドコモ回線を使用しながら月額料金を抑えることが可能です。

ahamoは格安SIMながら20GB・100GBとデータ量の多いプランが用意されています。

料金も、20GBで月額2,970円と、ドコモのベーシックプラン20GBとよりも4,000円以上安く利用できるのも魅力的です。

通信速度	20GBのプランの料金
ahamo	2,970円
ドコモ	7,700円

通信品質も、下り速度で59.72Mbpsと十分な速度のため、ドコモ回線の利用を続けたい人はahamoがおすすめです。

※docomoからアハモに乗り換える方は、docomoでは利用できてもahamoでは利用できないサービスもあるので注意が必要です。
ahamoでご利用になれないサービス一覧はこちら

ahamoの詳細を再度確認する

ahamo
主なプランの 月額料金	20GB：月額2,970円 100GB：月額4,950円
音声通話料金	国内通話料金：5分無料（超過後 22円／30秒）
通信速度 （実測値）	下り：59.72Mbps※ 上り：10.05Mbps※
通信制限時の 速度	最大1Mbps
契約期間	なし
契約事務手数料	無料

ソフトバンク回線のおすすめ格安SIMはLINEMO

LINEMOはソフトバンク回線の格安SIMの中でもおすすめのSIMになります。

おすすめする理由は月額が1,000円以下で利用できるためです。

LINEMOとソフトバンクの料金を比較しました。

キャリア	料金
LINEMO	3GB：月額990円 ▶1GBあたり330円
ソフトバンク	4GB：2,266円 ▶1GBあたり：567円

LINEMOはミニプラン（3GB）が月額990円と、ソフトバンクのベーシックプランの半額以下で利用可能です。

現在ソフトバンクを利用している人も乗り換えを検討することをおすすめします。

LINEMOの詳細を再度確認する

LINEMO
主なプランの 月額料金	ミニプラン（3GB）：月額990円 スマホプラン（20GB）：月額2,728円
音声通話料金	オプションなし：22円/30秒（5分以内の国内通話は無料） 通話定額：国内通話 無料：1,100円
通信速度 （実測値）	下り：76.74Mbps※ 上り：15.35Mbps※
通信制限時の 速度	ミニプラン：最大300kbps スマホプラン：最大1Mbps
契約期間	なし
契約事務手数料	無料

利用目的と使い方別のおすすめ格安SIM

格安SIMの利用目的別おすすめは以下の通りです。

格安SIMは利用する目的ごとに適したSIMが存在します。

これから各利用目的ごとのおすすめ格安SIMを紹介しますので、是非参考にしてください。

iphone利用者におすすめな格安SIMはUQモバイル

UQモバイルはiPhone利用者におすすめの格安SIMです。

UQモバイルは動作確認端末（スマートフォン対応機種）一覧によるとiPhone6s～iPhone13まで幅広いiPhoneに対応しています。

iPhoneはSIMロックを解除することで、どのキャリアでも使用可能です。

しかし、格安SIMの中には現在使用中のiPhoneが動作不可端末に該当する場合があります。

そのため、動作不可の心配が少ないUQモバイルはiPhoneユーザーにもおすすめの格安SIMです。

UQモバイルの詳細を再度確認する

通信速度・料金の安さ重視の方におすすめ格安SIMは楽天モバイル

通信速度・料金の安さを重視する方におすすめの格安SIMは楽天モバイルです。

楽天モバイルとその他格安SIMの通信速度・料金を以下の表で比較しました。

通信速度	下り	上り
楽天モバイル	112.85Mbps	30.23Mbps
UQmobile	107.01Mbps	18.13Mbps
ahamo	61.55Mbps	10.14Mbps

キャリア	料金	データ量
楽天モバイル	3GB：月額1,078円 ▶1GBあたり359円	3GB〜無制限
UQmobile	4GB：2,365円 ▶1GBあたり：591.3円	4GB～20GB
ahamo	20GB：2,970円 ▶1GBあたり：148.5円	20GB〜100GB

楽天モバイルは下り速度112.85Mbps・上り速度30.23Mbpsと、他の格安SIMと比較しても速いのが特徴です。

さらに、月額料金も3GBプランが1GB あたり359円と安く利用できます。

比較表ではahamoが安く見えますが、ahamoは20GB未満のプランがなく、データ使用量が少ない方には向いていません。

楽天モバイルは3GB ～無制限と幅広いニーズに対応しつつ、料金も安いためおすすめです。

楽天モバイルの料金詳細や
通信速度の比較を再度確認する

5G回線が使用できるおすすめの格安SIMはワイモバイル

5G対応のおすすめ格安SIMはワイモバイルです。

ワイモバイルは5G に対応している格安SIMで、ソフトバンク回線を利用できるため通信速度も問題ありません。

ワイモバイルの5Gは都市部を中心に拡大中です。

引用：対応エリア｜ワイモバイル

※ワイモバイルの5G利用可能圏内はエリアマップをご覧ください。

また、ワイモバイルでは5Gの利用に申込みや手続きが不要なため、乗り換えてすぐに5Gで通信を利用できます。

最近では5Gに対応した格安SIMも増加傾向にありますが、まだまだ対応していないものも多いです。

そのため、5Gに対応しており、なおかつ通信速度も十分なワイモバイルがおすすめの格安SIMになります。

Y!mobileの詳細を再度確認する

データ無制限プラン対応のおすすめ格安SIMは楽天モバイル

データ無制限プラン対応のおすすめ格安SIMは楽天モバイルです。

キャリア	無制限プランの料金
楽天モバイル	月額3,278円
au	月額7,238円
ドコモ	月額7,315円
ソフトバンク	月額7,425円
UQモバイル	無制限プランなし
IIJmio	無制限プランなし

楽天モバイルの無制限プランは三大キャリアと比較しても、半分程度の料金で利用できるお得なプランです。

また、比較表を見てもわかるように、格安SIMには無制限プランがほとんど対応していません。

ahamoでは100GBが4950円～利用できるので、無制限プランはいらないけど大容量プランを選択をしたい方はahamoもおすすめです。

データ量を無制限で利用したい方には、楽天モバイルのSIMがおすすめです。

楽天モバイルの詳細を再度確認する

世代別のおすすめ格安SIM

世代別に見たおすすめの格安SIMは以下の通りです。

格安SIMを検討中の方には、現在の状況に最適なものを探している方も多いでしょう。

ここからは、口座振替・小中学生・高齢者の状況別格安SIMを紹介します。

小中学生や子供用のキッズスマホにおすすめの格安SIMはワイモバイル

ワイモバイルは小中学生のお子さんにもおすすめの格安SIMです。

ワイモバイルには家族割引があるため、家族で利用するとお得になります。

プラン	家族割適用後の料金	料金
4GB	1,265円	2,365円
20GB	2,915円	4,015円
30GB	4,015円	5,115円

ワイモバイルを家族利用することで、お子さんのデータ使用量なども確認しやすいためおすすめです。

また、プランも4GBから用意されているため、データを使用しすぎることも防げるでしょう。

Y!mobileの詳細を再度確認する

高齢者やシニアの方におすすめの格安SIMはUQモバイル

UQモバイルは高齢者やシニア世代の方におすすめの格安SIMです。

UQモバイルは60歳以上の方を対象に通話オプションやメールサービスがお得に利用できるサービスを展開しています。

シニア世代のUQモバイル利用例は以下の通りです。

プラン・オプション	料金
トクトクプラン （1GBまでの場合）	990円
通話オプション （24時間かけ放題）	60歳以上の方：880円
メールサービス	60歳以上の方：0円
合計	月額1,870円

UQモバイルは店舗サポートが手厚いことも、シニア世代におすすめする理由です。

店舗がない格安SIMも多い中、UQモバイルは全国に約120店舗展開しており、いつでもサポートを受けられます。

シニア世代でスマホデビューする方は、合わせてUQモバイルの格安SIMを利用するのがおすすめです。

UQモバイルの詳細を再度確認する

2024年現在の格安SIMとは？MNOとMVNOの違いも解説

SIM回線には自社回線でサービスを提供している大手キャリアであるMNO、MNOから回線を間借りしてサービスを提供しているMVNOの2種類があります。

比較項目	MNOの格安SIM	MVNOの格安SIM
料金	約1,000円～7,000円程度	約500円～3,000円
速度	全体的に安定	田舎や混雑時では遅くなる
回線	自社回線	MNOの回線を間借り
メリット	・店舗がある分サポートが厚い ・安定した通信速度が保てる ・デビット、口座振替の支払いができる	・月額料金が安い ・使用データ容量の選択肢が多い
デメリット	・月額料金は安くないサービスもある	・混雑時には通信速度が遅くなる場合がある ・契約から設定まで自分で行う必要がある

以前はMVNO＝格安SIMと呼ばれていましたが、2024年現在ではMNO回線からも格安SIMが提供されているため、料金プランが安いサービスを格安SIMと呼ぶことが多いです。

大手キャリア（au・ソフトバンク・ドコモ）であるMNOと同じ回線が利用できるUQモバイルやPOVO、ワイモバイルなどのサブブランド回線のMVNOが増えています。

最近の格安SIMはeSIM対応やMNP予約番号が不要な場合が多い

2024年現在の格安SIMはeSIM対応やMNP予約番号が不要な場合が多く、従来よりも手続きが圧倒的にスムーズになっています。

MNPとは、現在ご利用中の電話番号はそのままで、通信キャリアを乗り換えられる制度です！

通常はSIM乗り換え先1社だけの手続きだけではなく、SIM乗り換え前に利用していたキャリアで事前にMNP番号を取得する2社での手続きが必要でした。

しかし、MNP予約番号が不要なMNPワンストップ方式では、乗り換え後のキャリア1社のみでMNP申請を行うだけと手続きの流れが大幅に短縮されています。

また、eSIMに対応しているキャリアでは、オンラインで契約手続きを行った後、そのまま開通手続きを行えるので回線利用までの時間がかなり短縮されます。

他にもeSIMに対応しているキャリアでは以下のようなメリットがあります。

• 物理的にSIMを差し込む必要がない
• 海外での回線利用の切り替えもネットで簡単
• デュアルSIMが利用できる

海外での回線利用時にオンラインで簡単に手続きが完結する点や、電話番号や契約プランを切り替えられるデュアルSIMにも対応できるのは大きなメリットです。

MNPワンストップ方式・eSIMに対応しているかどうかは格安SIMを選ぶ際に是非着目してみてください。

MVNOの格安SIMにもワンストップ・eSIM対応の場合あり！

格安SIMの後悔しない選び方は通信速度・データ容量・料金で比較する

格安SIMを選ぶ際は以下の4点に注目して比較するのがおすすめです。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるのであれば、格安SIMの特徴を理解しておく必要があります。

とくに「料金プラン・月額料金・通信回線・速度」は、満足度に大きく関わるためしっかりと確認することが重要です。

独自で調査したアンケート※を使用して、格安SIMの選び方を解説しているので、判断基準として必要な事項は何か確認しておきましょう。

※ 格安SIMに関するアンケート調査についてはこちら

格安SIM（格安スマホ）のメリットは月額料金が大幅に抑えられること

格安SIM（格安スマホ）のメリットには、料金の安さなど3つのメリットがあります。

格安SIMは料金が安く、月々の通信費用を4,000円以上安くすることも可能です。

また、格安SIMのプランは、大手キャリアよりも細かく分けられているため、データ使用量に合わせたプランを選択できます。

その他にも、格安スマホを取り扱っているので端末も安く購入できるでしょう。

格安SIMのメリットについてこれから詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

格安SIMは料金が安いため月々の費用を抑えることができる

格安SIMの1番のメリットとして、料金を安く抑えられることが挙げられます。

実際に、当メディアのアンケート結果でも、格安SIMを選んだ理由の1位は「料金が安い」でした。

約88％※1の格安SIMユーザーが料金が安くなることを決め手としているため、やはり費用面で大きなメリットがあると言えます。

本記事で紹介した一部の格安SIMと三大キャリアの料金比較は以下の通りです。

格安SIM	楽天モバイル	ahamo	UQモバイル
3GB未満	968円～	ー	990円～※
20GBまで	2,068円～	2,970円～	3,278円～
20GB以上	3,168円～ （無制限）	4,950円～ （100GB）	ー
三大キャリア	ソフトバンク	au	ドコモ
3GB未満	5,478円～	4,378円～	5,665円～
20GBまで	3,916円～	ー	ー
20GB以上	7,425円～ （無制限）	7,238円～ （無制限）	ー

格安SIMに乗り換えることで、4,000円以上安くすることや、月額料金を1,000円以内に抑えることができます。

また、楽天モバイルのみ無制限プランにも対応しているため、大手キャリアからの乗り換えにもおすすめです。

格安SIM（格安スマホ）のデメリットは通信速度が大手キャリアより劣ること

格安SIM（格安スマホ）に乗り換えるデメリットは、以下の通りです。

格安SIMは大手キャリアに比べて、時間帯やエリアによっては通信が不安定になる場合があります。

また、オンラインショップのみのキャリアも多いため、契約の手続きをすべて自分で行わなければなりません。

さらに、キャリアメールが利用できない、もしくは有料オプションとなるため注意しましょう。

格安SIMのデメリットについて詳しく解説しますので、利用の注意点として確認しておきましょう。

格安SIMは大手キャリアに比べて混雑時やエリアによって速度が遅くなる

格安SIMは大手キャリアに借りた回線をユーザー同士で分け合うため、時間帯・エリアによっては通信が遅くなる場合があります。

格安SIMと大手キャリアの回線を混雑しやすいお昼・夕方の通信速度（下り）で比較しました。

格安SIM	お昼	夕方
ahamo	74.02Mbps	64.89Mbps
LINEMO	70.18Mbps	53.16Mbps
povo	58.52Mbps	87.91Mbps
三大キャリア	お昼	夕方
au	69.36Mbps	102.64Mbps
ドコモ	107.66Mbps	144.11Mbps
ソフトバンク	81.86Mbps	82.96Mbps

格安SIMは、大手キャリアと比較すると帰宅時間帯と被る夕方などに速度が遅くなってしまいます。

また、エリアによっても繋がりやすさが変わるため、事前にエリアマップを確認しておきましょう。

そのため、格安SIMは常に最速で通信できることを重視している人にはおすすめしません。

格安SIMのショップは基本オンラインのため手続きを自分で行う必要がある

格安SIMはオンラインのみの展開となっているものも多く、契約手続きを全て自分で行う必要があります。

オンラインでの手続き・スタッフによるサポートなしの契約が苦手な人にはデメリットとなり得るでしょう。

しかし、一部の格安SIMは実店舗も展開されており、店舗でのサポート・契約手続きの補助を受けられます。

上記の表にまとめた格安SIMは大手キャリアよりは少ないものの、実店舗でのサポートに対応しています。

格安SIMを利用したい、そして店舗でサポート受けたい人はぜひ利用を検討してみてください。

キャリアメールが利用できなくなる格安SIMもある

格安SIMに乗り換えると、基本的にはキャリアメールが利用できなくなるため注意が必要です。

格安SIMに乗り換える場合場合、Gmailなどのフリーメールを利用すると良いでしょう。

ただし、フリーメールアドレスを利用すると、キャリアメールでのやり取りが全て消えてしまいます。

格安SIMの中にはキャリアメールを利用し続けられるものもあるため、どうしてもアドレス変更したくない場合は活用しましょう。

キャリアメールが利用できる格安SIM
格安SIM	詳細
楽天モバイル	オプションあり 月額：330円
ahamo	オプションあり 月額：330円
UQmobile	キャリアメールあり
Y!mobile	キャリアメールあり

格安SIMのランキングに関連してよくある質問

格安SIMのランキングに関連してよくある質問は、次のとおりです。

格安SIMのランキングを確認した後、大手キャリアから格安SIMに乗り換えようと検討する人が多くいます。

しかし、乗り換えるときには、さまざまな悩みや疑問が発生してしまうものです。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときに、どのような悩みや疑問が発生しやすいのか理解しておけば、安心して手続きが進められることでしょう。

格安SIMに乗り換える前に確認すべきことは？

格安SIM・格安スマホに乗り換える前に確認すべきことは、次のとおりです。

格安SIMは安いだけで乗り換えると後悔する可能性もあるため、確認事項を理解してから乗り換えの手続きをしていきましょう。

詳しくは記事内の「格安SIMを選ぶなら料金と通信回線、速度に注目！」をご参照ください。

格安SIMに変更するならいつがお得？

大手キャリアから格安SIMに変更する場合は、月末がおすすめです。

大手キャリアは月末締めで利用金額が請求され、月の途中で解約しても日割計算されず、1ヶ月分まるまる請求されてしまいます。

一方、格安SIMは原則、利用開始日で日割計算をして、利用料金が決まります。

上記のような金額の決定方法であるため、月末に大手キャリアを解約して格安SIMに乗り換えれば、大手キャリアに余計なお金を支払わずに済むためお得です。

格安SIMで5GBに対応しているものはある？

格安SIMで5GBに対応しているプランは多くあります。

5GBは中容量データであり、多くの人が利用しているためプランも豊富です。

MVNOごとに5GBのプランの金額は異なるため、どの5GBプランを選択するのか比較検討しましょう。

データ容量の金額以外にも、次の項目を比較しなければなりません。

なお、各MVNOを比較検討する方法は、記事内の「格安SIMを選ぶなら料金と通信回線、速度に注目！」で詳しく解説していますのでご参照ください。

【まとめ】格安SIMに乗り換えるときはサービスの違いを比較してスマホ代金を抑えよう

当記事では編集部おすすめの格安SIM・格安SIMおすすめ15選を比較ランキング形式で紹介しました。

改めて当記事で紹介した格安SIMのおすすめランキングは以下の通りです。

次に、利用目的や条件別におすすめの格安SIM・スマホを比較しました。

条件・目的別に見たおすすめの格安SIM比較

通信回線別（大手キャリア）のおすすめ格安SIM
au回線におすすめの格安SIM	UQモバイル
ドコモ回線におすすめの格安SIM	ahamo
ソフトバンク回線におすすめの格安SIM	LINEMO
使用目的別のおすすめ格安SIM
iphone利用者におすすめな格安SIM	UQモバイル
通信速度・料金の安さ重視のおすすめ格安SIM	楽天モバイル
5G回線が使用できるおすすめの格安SIM	ワイモバイル
データ無制限プラン対応のおすすめ格安SIM	楽天モバイル
口座振替やデビットカードがで支払いが可能な格安SIM	楽天モバイル
状況別のおすすめ格安SIM（格安スマホプラン）
小中学生や子供用のスマホにおすすめの格安SIM	ワイモバイル
高齢者やシニアの方におすすめの格安SIM	UQモバイル

格安SIM（MVNO事業サービス）の中には通信速度が遅いというデメリットもある中で、大手キャリアの月額料金と比べて大幅に費用を抑えることができるメリットがあります。

当記事で紹介しているように通信速度や料金の比較、口コミなどの評判を踏まえて、自分にあった格安SIMを見つけましょう。

当記事の執筆者・編集者情報・注釈

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